2015/09/01 09:30:57
塗装技能試験 1級金属塗装作業2015年受験体験 ④
塗装技能試験 1級金属塗装作業2015年受験体験 ④
下地のサフェサーを終了、支給された耐水ペーパーP400で研磨。
試験開始から約1時間40分ぐらいの時間でした。
この時、失敗発見です。角部にサフェーサーを厚く塗装したために乾燥が遅くなり、気付かず、パテ面は気をつけて触らないようにしていたのですが、ついついマスキングや研磨時にサフェーサー面を触ってしまい親指の跡がクッキリ、左右両方突いてしまいました。次工程 上塗りでは消えそうにありませんでした。
正直、取り返しがつかない失敗でしたが、悔やんでもしかたないので開き直り次の工程に進みました。
上塗りの選択、エナメルかメタリックどちらを先に塗装するのか自由でした。乾燥が早いであろう荒目メタリックを初めにエナメルを後に吹きつけました。
メタリック吹き付け時、100%希釈(体積)で吹き付けたのですが初めての塗料なので少し硬い感じでした。試験時の注意事項で一旦、塗料を調合してブースで吹き始めたらテーブルに戻ることは禁止なのでそのまま硬い塗料を吹き付けました。
目盛りのついた容器で調合したのですが、今から考えれば同容器を2つ用意して正確に容量を計量して調合すれば良かったともいます。
結果は若干、湿気でかぶった状態でした。乾燥後、エナメルの1回目を塗装しました。
上塗りでの注意事項として、塗面を間違えないこと、各色2面塗るのですがパテ面正面に、パテ面の残しを下にした場合、同色は正面のパテ面と右手の面を塗るのが1級では正解です。左を塗ると間違いで、減点になるそうです。
エナメルの1回目を塗るとき、私はエッジをハードエッジにしたくなかったのでマスキングテープを半分浮かして養生しました。
エナメルを1回塗った時点で12時10分前あたりだったので、昼の部はこれで終わりにして乾燥させました。
13時15分、午後の部が始まり、P400のペーパーでエナメルを軽く研磨し養生を再度行いました。ほとんどの受験者が終了。この頃になると私が最後の受験者でした。2回目のエナメルを吹き付け、リターダも2割程度入れて艶を出しました。
3時間30分程度で試験終了。エナメルの中研ぎはしなくても良いそうですが、そうすると綺麗になりますと、試験官から御聞きするとしなければといけないと思いそうしました。40代の私ですが、久しぶりに周囲が見えないくらいのめり込んだ時間でした。結果は分かりませんが、今の私にとってはこの結果が実力だともいます。
次回は、私の失敗談等をまとめようともいます。