2018/02/05 23:02:34
塗膜の乾燥 寒い日にはご注意を
塗膜の乾燥
広島も寒い日が続いています。
塗膜の乾燥が寒い日には極端に遅くなるので、加熱しないで乾燥させる場合注意が必要です。塗料によっては硬化促進剤、2液型塗料では速乾形硬化剤等寒さ対策の商品はありますが5度以下の環境や金属製品など素材が低温になりやすい場合では、塗料が硬化しにくいケースが多くあります。
私の体験では、冬場2液型の速乾アクリルウレタン塗料を吹き付け2日間常温で放置、もう乾いた思い表面のゴミ物を1500番のペーパーで研摩、細目のコンパウンドでウールバフ研摩、極細コンパウンドで艶出し、表面の研摩傷が消えない。
繰り返し何度やってもコンパウンドを替えてもすべての研摩傷が消えない。
原因は、塗膜が完全硬化していない事だと気づき強制乾燥後、時間をかけて磨いた事がありました。想像以上に寒い時には、2液型塗料は硬化しない物だと改めて認識しました。