2014/10/07 23:13:52
塗料調色技能検定 合格しました。その壱
ふとした思いから、塗料調色技能の腕試しがしたくなり技能試験を受けてみようと受験してみました。広島は開催しておらず、岡山県では、開催とのことで作業試験と要素試験を岡山で、学科試験を広島で受験しました。願書提出は岡山県。
以前に1級建築塗装技能士を受験していましたので、学科は免除かと持っていましたが塗料調色 調色作業は、単一特級 で3つの試験を受験しなければいけませんでした。
この技能士試験は、非常に情報が少ない試験で今後受験される方の参考になればと思い、私の体験談をブログに書いてゆきます。私は、2014年前期日程受験でした。
作業試験及び要素試験は8月の上旬土曜日が試験日でした。その日は、岡山県倉敷市の会場に8時半集合とのことでしたので、当日、山陽道で早朝車で向おうと思っていましたが、運悪く日曜日に台風上陸の予報があり、その影響で試験日前日の夕刻から激しい雨になりました。結果、倉敷に前泊して試験会場に向かいました。
試験開始前に、試験内容と試験の注意事項を30分くらい受け、試験開始となりました。
作業試験は、2014年から従来の3色からSOP調色が無くなり2色になり、時間も2時間15分に短縮されました。
試験の課題は、エマルションペイントとラッカー塗料の塗板(約5cm×約20cm)を渡され、配布された原色を使って調合した200ccと塗板(約10cm×約20cm)を仕上げる事です。
私の時は、エマルションは、白 錆 オーカー 黒 が配布され、基準色は、白っぽい黄味のあるグレー 配合率では 白 95 オーカー3 黒 2 錆 少々 くらいの感じです。仕上げ方は、刷毛塗りです。若干刷毛目が出ましたが良しとしました。
ラッカーは 白 黒 黄色 青 が配布され 基準色は中彩程度の少し濁った黄緑でした。
黄 45 白 30 青 15 黒 10 ぐらいでしょうか。
仕上げは、吹付けです。
ラッカーに関しては、事前に配布されていた実技試験問題で支給材料の一覧にラッカーの原色塗料が白と黄色が1/2L、黒・青が1/10Lと明記されていたので大体予測していた色合いでした。ですが正直、基準色にはかなり濁りが感じられたので正直、自身がありませんでした。